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2008年6月18日 (水曜日)

見やすさ,わかりやすさ

こんにちは.未来大の南部です.


ヒューマン・インタフェースの授業のために,

資料を探しているとき,ちょっとおもしろい本を

見つけたのでご紹介します.


サインやピクトグラムについて調べているうちに,

アムステルダムのスキポール空港で使われている

「Frutiger」というフォントにたどり着きました.


公共空間でよく使われている「見やすい」フォント.

東京メトロでも採用されているそうです.


注文していた本が,ようやく先日届きました.


Img_0503

Erik Faulhaber 『Frutiger. Die Wandlung eines Schriftklassikers』
(Niggli)


ドイツ語です.読めません...

(大学のとき,第二外国語だったのに)


読めないんですけど,こういう本が手元にあると,

なんだかわくわくしますよね.


フォントっていろいろあるんだなと気づいたのは,

macを使うようになってから(もう8年ほど前).

タイポグラフィに興味を持つようになったのは,

大学院のメディアデザイン基礎で木村先生の

お話しを聞いてから.


数年前にイギリス系の大好きなお店のロゴが変わって,

そのフォントがGill Sansだということを知ってからは,

さらにフォントやタイポグラフィが気になるように

なりました.


Img_0505


見やすい文字も,良いデザインも,それゆえ

ふだん気づかないことも多いのですが,

(見にくい文字や悪いデザインのほうが,目立ちます)

アルファベットひとつがこれだけ考えてデザイン

されていることを知ると,タイポグラフィって

なんだかすごいなって思います.


そして,もう一冊.


授業のなかで,

ヒトが頭のなかでどのように情報を処理しているか,

「わかりやすさ」とはどういうことか,

などを説明するときに,ピクトグラム(絵文字)が役に立ちます.


非常口などの公共サインでよく見かける,アレです.


ピクトさんの本

内海慶一<日本ピクトさん学会>『ピクトさんの本』(BNN)


この本には,ピクトグラムのあの人の,

受難の写真がたくさん出てきます.


転倒系・頭打ち系・落下系・かけこみ系・つまずき系・

感電系・衝突系・はさまれ系・労働系...

これだけたくさん集まると,がんばってるねぇと

声をかけたくなるくらい(笑).


海外のピクトグラムの写真もあって,国が違うと

表現が微妙に違うということもわかります.


本の最終章は,「黒ピクトさん」.

受難のピクトさんが一転,ワルになって登場します.


(ピクトさんには,<日本ピクトさん学会>のサイトでも

会えるようです)


ふだんの生活のなかではあまり気にしていない

ピクトグラムを,ちょっと違った切り口で楽しめる本.

けっこう笑えます.


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