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2008年5月30日 (金曜日)

ナガオカケンメイのやりかた

こんにちは.未来大の南部です.


本当は「認知心理学」や「認知科学」に関係する本を

もっと紹介するべきだ,と思うのですが...


デザイン系の先生方とお話ししたり,デザインコースの活動に

参加するうちに,デザインの世界って面白いなぁ,

もっと知りたいなぁ,と思うようになりました.

いまや自分の研究分野の本や文献そっちのけで,デザイン関係の

本を読む日々です(笑).


というわけで今日は,ほとんど趣味の世界という感じでは

ありますが,とても面白い本を読んだのでご紹介します.


ナガオカケンメイのやりかた

ナガオカケンメイ「ナガオカケンメイのやりかた」(平凡社)


まず,装丁がすてきです.

表紙の文字の組み方も,収まりが悪いようにも見えますが,

んん?,とひきつけられる感じがします.

こんなふうに思えるのも,木村先生の授業のおかげかも

しれません.


ナガオカケンメイというひとりのデザイナーが,

デザインリサイクルストア「D&DEPARTMENT PROJECT」を

つくりあげていくプロセス.

8年に渡るブログからの抜粋というかたちで,つづられています.


内容はまさに,「ナガオカケンメイのやりかた」.


「やってみたい」という強い想いがすべての原点にあって,

いろんな人を巻き込んで(ときには巻き込まれて),

その想いをかたちにしていく.


デザイナーの武勇伝ということではなく,ひとりの人間の

生き方がや哲学が,力強く伝わってきます.


この本を面白いと感じるポイントは,おそらく読む人によって

だいぶ違うでしょう.

店をつくるプロセス,人と人のつながり,選ばれる商品のデザイン,

ものづくり,などなど.


私にとっては,なにより「熱さ」がよかった.

もっと熱くなってもいいし,もっと面白がってもいい.

信念をつらぬくために,もっとじたばたしてもいい.

そんなメッセージを受け取りました.


うちのデザインコースの学生さんたちは,ここから

なにを感じ取るのかな.


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