ナガオカケンメイのやりかた
こんにちは.未来大の南部です.
本当は「認知心理学」や「認知科学」に関係する本を
もっと紹介するべきだ,と思うのですが...
デザイン系の先生方とお話ししたり,デザインコースの活動に
参加するうちに,デザインの世界って面白いなぁ,
もっと知りたいなぁ,と思うようになりました.
いまや自分の研究分野の本や文献そっちのけで,デザイン関係の
本を読む日々です(笑).
というわけで今日は,ほとんど趣味の世界という感じでは
ありますが,とても面白い本を読んだのでご紹介します.
ナガオカケンメイ「ナガオカケンメイのやりかた」(平凡社)
まず,装丁がすてきです.
表紙の文字の組み方も,収まりが悪いようにも見えますが,
んん?,とひきつけられる感じがします.
こんなふうに思えるのも,木村先生の授業のおかげかも
しれません.
ナガオカケンメイというひとりのデザイナーが,
デザインリサイクルストア「D&DEPARTMENT PROJECT」を
つくりあげていくプロセス.
8年に渡るブログからの抜粋というかたちで,つづられています.
内容はまさに,「ナガオカケンメイのやりかた」.
「やってみたい」という強い想いがすべての原点にあって,
いろんな人を巻き込んで(ときには巻き込まれて),
その想いをかたちにしていく.
デザイナーの武勇伝ということではなく,ひとりの人間の
生き方がや哲学が,力強く伝わってきます.
この本を面白いと感じるポイントは,おそらく読む人によって
だいぶ違うでしょう.
店をつくるプロセス,人と人のつながり,選ばれる商品のデザイン,
ものづくり,などなど.
私にとっては,なにより「熱さ」がよかった.
もっと熱くなってもいいし,もっと面白がってもいい.
信念をつらぬくために,もっとじたばたしてもいい.
そんなメッセージを受け取りました.
うちのデザインコースの学生さんたちは,ここから
なにを感じ取るのかな.
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